6月27日、インターナショナルドローンアカデミー(IDAC)は神戸学院大学の招聘により、同大学現代社会学部社会防災学科の学生に対してドローン体験授業(講義と飛行実習)を実
施しました。
子でした。
IDACからは今回教官として校長の井上明則、チーフインストラクターの野村祥太朗、アシ
スタントパイロットのロベルト・リードの3名が同大学を訪れ、体験授業は午前中の2時
限を利用して実施、最初の90分間は体育館において飛行実習を行いました。
まずドローンの飛行原理、取扱法、安全管理についてのブリーフィングを受け、実際の飛行に移りました。
受講した学生は初めてのドローン操作に苦戦しながらも徐々に操作感覚を習得し、後半に
は操作にも慣れ離着陸から水平直線飛行、上昇・降下、スクエア・パターンなど基本的な飛
行法を真剣かつ楽しみながら体験することができました。
後半の90分間は井上校長から「ドローンの現状と今後の趨勢・災害対処におけるドローン
の活用」と題した講義を聴講。
飛行実習の興奮冷めやらぬ中、新しく始まる免許制度やわが国におけるドローンの現状、ド
ローンを防災に活かす研究や災害が発生した場合を想定したユースケースについてなど、
現に学んでいる防災にも関係する最新の内容を真剣に聴講、活発な質問が寄せられました。
特に無人のドローンを飛行させるのも有人航空機と同等の安全に対する配慮が必要である、
というIDACのコンセプトと教育プログラムには感銘を受けた様子でした。
井上校長は、回転翼航空機の操縦教育証明を保有、国土交通省航空保安大学校特任教官として回転翼航空機に関する講義を担当するほか、ドローンに関する特別講義も航空保安大学
校からの依頼に基づき実施するなど有人・無人問わず航空のプロとして今回も幅広い内容の講義を実施しました。
体験授業の後、井上校長は大学関係者との懇談において「社会防災学科の学生にとって、災
害対処のみならず防災や減災のための活動にドローンを活用することを考え、様々なユ
ースケースを知ることは必要可欠。近い将来、ドローンの操縦免許を取得させるカリキュラ
ムの導入も視野に入れ、防災教育を拡充し人材を育成していくことが、求められていると考
えています。そのためにわれわれIDACはできる限りの協力をさせていただく所存です。」
と語った。
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